なんて忙しいんだろう
12月に入り、ピザ釜づくりのクラス、森の恵をいただく会(野草の会)とつづき、
ただでさえ慌ただしい師走が、疾走の感あり。
I'm Going Bonkers ーアタマがおかしくなりそう。
まず、ピザ釜ですが、これは先生がうちに2晩泊まられて、
2日連続、朝のの10時から夕方の5時までの強行軍。
上は、庭から掘り出した粘土と木屑を、足で踏んづけて混ぜ合わせているところです。
これがけっこうハード。
このクラスは、新聞紙やビール瓶,木屑など、できる限り手近にある材料で、
買えば5000ドルもするピザ釜を作ってしまおうと云う勇敢な試みです。
木屑は材木屋さんから貰ってきました。
こちらは、そのミックスが出来上がったもの。
固い粘土を、ホースで水をかけながら木屑と混ぜるのですが、
このネコ車に20杯ほどは作ったでしょうか。
木型と砂と新聞紙でできた型の上には、セメントと粘土で最初のカタチができています。
その上に、先ほどのミックスを果てしなく重ねて行くのです。
上の方にはビール瓶を頃ゴロッと5~6本並べていました。
温度を安定させるのに良いとか。
最後の仕上げミックスは、新聞紙,水、セメントなどを混ぜたものです。
とにかく究極の泥んこ遊びです、これは。。
着ているものも泥だらけ。
ここまで来ると、実に気分爽快と云うか、セラピー的効果がありました。
これでほぼ完成ですが、一旦アメリカに帰った夫が、クリスマス近くに戻ってから、
最後の上塗りをして、型をはずします。
ニューイヤーズイヴには、初釜式と相成りそうです。
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次は、日本語で開かれた「森の恵をいただく会」。
森を歩いてニュージーランドの野草を採り、和食風に料理してしまおうと云うもの。
まずは、パインバレーの森を歩きます。
皆さんプリントされた野草リストを片手に、目を皿のようにして宝探し。
うちの森はジャングル状態。
これは、ニュージーランドのワラビだそうです。
毛むくじゃらですね。
森で採れたきくらげ。
とってもきれい。
家族内ではミントバレーとよんでいる場所で採ったワイルドミントをお茶にしました。
このミントティーを飲むと、市販のは飲めなくなります。
ピコピコとかキヨキヨとか云う、可愛い名前のついたゼンマイ(シダの芽ですが)で
炊いたおこわです。
とっても美味しかった。
こちらは、巨大シダの新芽であるママク(これらはマオリ語の名前です)を
重曹を入れた沸騰湯で灰汁抜きしているところ。
調理は、先生のとら子さんです。
オドロキいっぱい、目からウロコとはこのことか、と云う会でした。
講師のとら子さんは、半自給自足生活を推奨/実施されている料理研究家で、
知識の宝庫と云った感あり。
次回は、「野草をピザでいただく会」を計画しています!
B&B パインバレー
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