引っ越しのご案内
残念ですが、今回、ブログのお引っ越しをすることになりました。
3年と少しの間、ヤフーブログでお付き合い頂き、
本当に有り難うございました。
いつも温かいコメントをいただいたこと、感謝に堪えません。
実生活でも、週中だけオークランド市内に引っ越しました。これは、新居のレトロなキッチンです。
引っ越し先は、エキサイトブログです。
引っ越し先は、エキサイトブログです。
ヤフーに比べれば小さなブログコミュニティーですが、
登録しなくてもコメントが残せますので、いつでも遊びに来て下さいね。
以下が新居のアドレスです。
私も、たまに古巣をのぞきに来ますね。
これからも、どうぞ宜しく。
Happy New Year!
幕の内が明けたら、もうおめでとうなんて言えないんでしたっけ。
英語でならいいかしら,Happy New Year!
うちのような宿でも、さすがに年末年始は忙しくて、メイルを見る暇もなし。
ましてブログだなんて、とんでもないと云う状況でした。
今回は、我が家の引っ越しも絡んで居りまして、
いえ、このB&Bを引っ越す訳ではないのですが、娘をシティの学校に入れる為、
オークランド市内に週4日は住むことになり、家を探してセットアップするのが大変でした。
週末は、パインバレーへ戻ります。
それでも、写真の様に、のんびりとお客様と一緒にウニ狩りに出かけた日もありました。
ウニは食べる為に採ったのではなく、釣り好きが集まったので、エサ用です。
ウニを砕いて海に撒くと、魚が寄って来るのだそう。
そりゃあ寄って来るかもしれないけれど、ゼイタクですよね。
と云うわけで、今年から、シティー半分パインバレー半分の生活に突入するのです。
そこで、前々から考えていたブログの引っ越しにも手をつけ始めました。
ヤフーブログに広告が増えてしまって、ただでさえごちゃついたデザインなのにイヤだな~と
ずっと思っていました。
なかなか決断できずに居たのですが、この際思い切ることにしました。
次回のブログで、正式にお引っ越し案内をしたいと思っています。
なかなか他社ページに行くのは面倒かとは思いますが、
どうぞ訪ねて来て下さい。 消えるわけではありませんので。
一見、普通のマフィンですが、グルテンフリーなんですよ。グルテンアレルギーのお客様の為に、米粉とコーン粉で作りました。
B&Bの為に作ったブログなのに、個人的なことばかり日記みたいに書き綴って来て、
皆さんが心のこもったコメントを入れて下さったから、お返事や訪問にも時間がかかり、
最近はその時間が取れなくて、心苦しく思っていました。
新転地では、効率を良くして、許された時間内で気軽に楽しめるブログにして行きたいです。
忙しい年初めでしたが、毎年来て下さるお客様(もう4年目です)には、
私のバースデーまで一緒に祝って頂きました。
素敵なプレゼントまで頂いて、恐縮の至りです。
明子さんお得意の「堂島ロール」ケーキに、娘がキャンドルをアレンジしてくれました。
グラスハウスもとても可愛く飾り付けられていて、嬉しいバースデーディナーでした。
さらにひとつ年取ってしまったことさえ忘れましたヨ。
早いものですね、シンバももう4歳半です。
例のピザ釜にも、めでたく火が入り、もう3度もピザパーティーをしました。
とても美味しい本格派ピザが、アッという間に焼けます。
まったく、毎夜パーティーの日々でしたー。
今年の抱負: いかなる時にも落ち着いて、焦らず、のんびりと、です。
せっかくこんなところに住んでいるんですものね。
Take it Easy で行きたいです。
***
なんて忙しいんだろう
12月に入り、ピザ釜づくりのクラス、森の恵をいただく会(野草の会)とつづき、
ただでさえ慌ただしい師走が、疾走の感あり。
I'm Going Bonkers ーアタマがおかしくなりそう。
まず、ピザ釜ですが、これは先生がうちに2晩泊まられて、
2日連続、朝のの10時から夕方の5時までの強行軍。
上は、庭から掘り出した粘土と木屑を、足で踏んづけて混ぜ合わせているところです。
これがけっこうハード。
このクラスは、新聞紙やビール瓶,木屑など、できる限り手近にある材料で、
買えば5000ドルもするピザ釜を作ってしまおうと云う勇敢な試みです。
木屑は材木屋さんから貰ってきました。
こちらは、そのミックスが出来上がったもの。
固い粘土を、ホースで水をかけながら木屑と混ぜるのですが、
このネコ車に20杯ほどは作ったでしょうか。
木型と砂と新聞紙でできた型の上には、セメントと粘土で最初のカタチができています。
その上に、先ほどのミックスを果てしなく重ねて行くのです。
上の方にはビール瓶を頃ゴロッと5~6本並べていました。
温度を安定させるのに良いとか。
最後の仕上げミックスは、新聞紙,水、セメントなどを混ぜたものです。
とにかく究極の泥んこ遊びです、これは。。
着ているものも泥だらけ。
ここまで来ると、実に気分爽快と云うか、セラピー的効果がありました。
これでほぼ完成ですが、一旦アメリカに帰った夫が、クリスマス近くに戻ってから、
最後の上塗りをして、型をはずします。
ニューイヤーズイヴには、初釜式と相成りそうです。
**
次は、日本語で開かれた「森の恵をいただく会」。
森を歩いてニュージーランドの野草を採り、和食風に料理してしまおうと云うもの。
まずは、パインバレーの森を歩きます。
皆さんプリントされた野草リストを片手に、目を皿のようにして宝探し。
うちの森はジャングル状態。
これは、ニュージーランドのワラビだそうです。
毛むくじゃらですね。
森で採れたきくらげ。
とってもきれい。
家族内ではミントバレーとよんでいる場所で採ったワイルドミントをお茶にしました。
このミントティーを飲むと、市販のは飲めなくなります。
ピコピコとかキヨキヨとか云う、可愛い名前のついたゼンマイ(シダの芽ですが)で
炊いたおこわです。
とっても美味しかった。
こちらは、巨大シダの新芽であるママク(これらはマオリ語の名前です)を
重曹を入れた沸騰湯で灰汁抜きしているところ。
調理は、先生のとら子さんです。
オドロキいっぱい、目からウロコとはこのことか、と云う会でした。
講師のとら子さんは、半自給自足生活を推奨/実施されている料理研究家で、
知識の宝庫と云った感あり。
次回は、「野草をピザでいただく会」を計画しています!
B&B パインバレー
***
我B&Bはイベント続き
とうとう食べてしまったんですねー、私達。
あのイジワルで凶暴な雄のウズラを、ほれ、このとおり、
丸焼きにしてしまいました。
食べてしまおう!と夫が言ってから、実に半年くらい経ってしまったのは、
都会育ちの私達には、なんとも手の下し様が無くて、
ひたすら「処理」してくれる人を待っていたからです。
それは実に、ステイシーとレスリーだった訳です。
彼らも初めてのことだったようですが、そこは中国人、究極のグルメです。
鶏肉屋で見たとか、伯父さんが上手かったとか、言っていました。
娘も手伝ったんですよ。
実に、2羽は自分でやった、と大得意でした。
夫と私はと言うと,現場に近寄ることもできませんでした。
こんな風になってからだと、ただの「鶏肉」みたいだから、平気なんですよね。
おかしなものです,都会人。
お味の方は、ダックのような感じで、とても美味しかったです。
さすがステイシーとレスリーですね。
その日には、なんと野うさぎもしとめたんですよ。
キャー、残酷ーと云う都会人の悲鳴が、スクリーンの向こう側から聞こえてきそうです。
ウサギは可愛いのですが、ニュージーランドでは自然を荒らす害獣と見なされています。
もともと、ニュージーランドには居なかった動物で、
イギリス人の侵入とともに持ち込まれた為、共存が難しいのだそうです。
さすがにこの日はウズラで精一杯だったので、
ウサギはレスリー君にあげました。
夫が居る間は、いつもとても盛り沢山で、イベント続きです。
こちらは、前回に比べるとずっと小規模ですが、
近くのデヴォンポートと云う街で催された野外彫刻展です。
これ、実に発泡スチロール製なのですが、とても素敵な彫刻でした。
美しく反戦、と云う感じ。
ニュージーランドではよく見かける洗濯物に似たアートです。
アメリカでは洗濯物はほぼ見ないので,そんな連想にはならなかったかも。
景色との調和がまたいいですね。
キッチンアイテムや、手近ながらくたで造ったキャンドルホルダー。
きれいでした。
こちらは、我グラスハウスでのイベントで、おとなりのB&Bであったウェディングの
ブランチパーティーをホストしました。
ウェディングの翌日のブランチと云うことで、家族だけのカジュアルなもの。
メニューを考えたり、セットアップしたり,喜ばしい日の準備は楽しくて、
明子さんと二人、楽しんで働くことができました。
そして、夫のステイ中、最後の極めつけイベントは「ピザ釜造り」。
大成功の巻でしたが、その模様は次回のブログで。
***
野外彫刻を観に行きました
年に2回,一般公開される、アラン・ギブス氏の彫刻庭園を観てきました。
パインバレーから北西に30分ほど走った西海岸沿いの丘陵地です。
庭園と言うというよりは,広大な草原と云う感じで、
彫刻も、それぞれが巨大なため、ワンショットでカメラに収めることすら難行でした。
赤いゴムのラッパのようなオブジェが、まるでガリバーのように大地に横たわります。
私達はオモチャの人間のようです。
アメリカのレッドウッド大木林に行って以来でしょうか、自分を小人のように感じたのは。
300人近い人達が集まっていたかもしれません。
車を指定の場所に停めたあとは、皆思い思いに歩いて観て歩けるのも楽しかったですね。
目の錯覚を利用した作品で、近寄ると立体感を失う2次元のデザインです。
そしてまた反対側に離れて行くと、また立体感を取り戻し、丘に舞い降りた布のように見えます。
どれを撮っても、自然と一緒に絵になる作品ばかりです。
人間さえも、風景に付属するアクセサリーのようです。
ちなみに、白と緑のクイも彫刻の一つです。
草原には、アルパカ、バッファロー、キリン、シマウマなどの動物も飼われています。
さて、どちらか一つは彫刻なのですが、どっちかな?
最後は、有名なリチャード・セラの作品。
いつもの巨大な鉄の作品ですが、延々と続く強固に錆びた鉄のかたまりが、
不思議にエレガントに見えました。
アラン・ギブス氏は、ニュージーランド生まれの富豪で、美術収集家としても有名。
アンフィビアンと云う陸海両用の車両を造ったことでも知られているそうです。
とにかく、この彫刻庭園には世界中から見学者が訪れると言うのも、もっともだと思いました。
中国語は何度か耳にしましたが、日本人らしい人には行き当たりませんでしたね。
いかがでしょう、ニュージーランドへ彫刻ガーデンツアーなんて?
***
パインバレー、近況報告
今年は少し肌寒い春で,セントラルヒーティングに慣れている夫は
つい先日も寝室の暖炉に火を入れていました。
それでも、確実に春は進行中で、
花も果実も、どんどん育ちつつあります。
昨年の夏は、水の心配の要らない雨だらけの夏だったのですが、
今年は、既に今からドライな気候が続いています。
嬉しいような怖いような・・・・
さて、パインバレーでは、クリスマス前までに2つの面白いイベントを企画しています。
一つは、夫がプランした「野外ピザオーブンを造る会」。
新聞紙、ビールのボトル、敷地内の砂や土を利用して、
購入すれば何千ドルもするピザ釜を、自分たちで作ってしまおうと云う会です。
ここから2時間ほど北の街でピザ釜づくりを教えているグラントさんが先生です。
12月1日と2日の2日間コース。
そして12月9日には、「森の恵をいただく会」と題して、
我が家のトレールを歩きながら野草を採取して料理する会を催します。
「ニュージーランド半自給自足生活」で人気のブロガー(アメブロ)、とら子さんが先生です。
今まで食べられるなんてゼンゼン知らなかった植物が、いきなり食膳に並びます。
今まで食べられるなんてゼンゼン知らなかった植物が、いきなり食膳に並びます。
ニュージーランドの森ならではのマオリハーブなども登場。
とら子さんと予行演習をしてみましたが、最初から終わりまでオドロキの連続でした。
今年を締めくくるにふさわしい会です。
前後しますが、先月末には,恒例のイタリアンフェスティバルに参加しました。
毎年、オークランド市で開かれる、ダンテソサエティー主催のお祭りで、
イタリアの食材や物品が並び、音楽や踊りが披露される楽しいイベントです。
私達は、イタリアの「森イチゴ」の苗と北イタリアの伝統的なクッキーを販売しました。
マネージャーの明子さんが、クッキーづくりに大活躍して下さいました。
オークランド市内で催されるこのフェスティバルは、年々大きくなってきて、
オークランド市民のイタリアへの関心度の高さが伺えます。
上の写真、賑やかな音楽が響き渡る場内で、爆睡する赤ちゃんを抱えたお父さん。
すごいですね、赤ちゃんの睡眠力は。
どんな騒音下でも熟睡できる。
子供たちの踊りは、北イタリアの山のフォークダンスです。
ちょっとアルプスの少女の衣装に似ていますね。
こちら、先日,タカプナの湖際をお散歩中に見かけたブラックスワン。
雄の鴨がくわえている餌を奪わんと、凄まじい水しぶきを上げて追いかけていました。
エレガントなイメージとは程遠い風景でした。
***
南半球は日食でした
アメリカにコンピューターのチャージャーを忘れてきてしまって、
ご近所で同じモデルを持って居られるところへ、時々充電しに行っていましたが、
そう何度も行く訳にも行かず、サイバーライフから枯渇を強いられていました。
仕事をするのが精一杯で、あとはiPhoneでメイルしたりしていましたが、
あれ、小さすぎで不便ですねー。
今日は、南半球で日食が観察できたんですよ。
なんだか、晴れているのに暗くなってきて、不気味な感じでした。
大陽を直接に撮るようなワザは、私にはなかったのですが、
日食のカタチが地面に映し出されているのを見つけて、撮ってみました。
分かるでしょうか、太い三日月のようなカタチが連続していますが、
木の葉の間を通った光が、昔のカメラと同じ原理で、地面に映し出されたのだと思います。
ほら、シンバの背中にも。
上の写真で分かるかどうか疑問ですが、
真っ青な青空で晴れてはいるのですが、なんだか暗いんですよね。
不思議な感じでした。
昔の白黒映画の「光」を思い出しました、何故か。
コンピューターを使えなかった間に、いろいろなイベントが有ったのですが、
今日は、アメリカから戻る直前に、夫がお隣の料理研究家と一緒に催した
ポップアップディナーなるものをアップしておきます。
急に現れるからポップアップ・・・つまり、レストランでもない場所で、
その一夜だけレストランをする企画です。
うちでやりました。
お隣のおじさんは、もう80近いのですが、レストランやデリを経営してきた人で、
クックブックも何冊も書いた、けっこう有名な料理家です。
ファミリースタイルで、大皿で出て来るお料理を回します。
おじさんはイタリア系アメリカ人なので、もちろんイタリア料理。
普通のレストランでは飽き足らない食通の人達ばかりで、おいしい食事をしながら
さらにワインや食の話しをするのが面白かった。
私と娘がニュージーランドに帰ったあと、もう一度だけやったそうですが、
その時にはさらにたくさんの人が参加して、
さらに盛況だったとのことでした。
夫も相当イベント好きです、こんなことを思いつくなんて。
***