週末はオークランドで
オークランド美術館の公園にベファーナが現れた!のニュースに、娘と二人、早速出かけてみました。
すると、緑もまぶしい快晴の公園は、かなりイタリアンムード。
ミラノの公園でもよく見かけたアコーディオン弾きが、弾き語っているではありませんか。
子供たちもたくさん集まって、イタリアの国旗まで起てられ、美味しいパネトーネがふるまわれます。
そこへ、いきなり現れた巨大な鼻のおばあさん!
ほうきを持っていますから、どうやら魔女のようです。
子供たちは、早速そのおばあさん魔女を取り囲みます。
おばあさんは、ここからはずいぶん遠いイタリアから、はるばるほうきに乗ってやって来たそうで、
すっかりお疲れのご様子。
なんでも、有名なニュージーランドの入国バイオ検疫で、ほうきがひっかかって足止めを食らったとか。
それでも、持参の大きな袋の中から、子供たち一人一人にプレゼントを渡します。
小さな子供たちは、おばあさん魔女が恐くて、お父さんにしがみつきながら贈り物を受け取ります。
私の娘は、すごく素敵なデッサンセットを貰いました。
もちろんイタリア製。
もうお分かりだと思いますが、ベファーナはイタリア版のサンタクロース。
こちらがオリジナルなのかもしれませんね、カソリックはプロテスタントよりずっと古い訳ですから。
真夏のニュージーランドの公園で、初めてベファーナにお目にかかるというのもオツでした。
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それから、娘と私は、その公園内にあるオークランド美術館に向かいました。
世界アチコチの美術館に行きましたが、オークランド美術館は展示品も豊富で、
歴史、科学、人文の広い分野をカバーし、マオリ文化の紹介も面白く、私達の大好きな美術館です。
これは、もちろん、キウィ。
まだ、南島の森の中には生息しているようです。 意外と大きいのにビックリ。
そうですね、長さは30センチ近く有りました。
そして、最上階では、なんとゼロ戦を見てしまいました。
ニュージーランドも第二次世界大戦に参戦したのですね。 戦争の記録が多く展示されていました。
なんとも目に焼き付いて離れない展示物でした・・・・・
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