気分転換
週末は、またかな、って言われてしまいますが、マタカナのマーケットに行って参りました。
(しょっぱなから、ちょっとひどいシャレでしたね。)
ご年配のジャズコンビは、さすがに息が合っています。
マタカナのマーケットは、オーガニック野菜やグルメ食品もさることながら、
がらくた市も出ていて、それがなかなか楽しめるのです。
こちらが、この日の戦勝品。
かなり大きくて、しっかりした籠。 脱衣籠にしようかな。 約1400円也
シングルサイズのウール毛布。 色と手仕事のかがり糸が気に入りました。 約600円也
ちょうどこのサイズのフルーツバスケットを探してたところでした。 約800円也
卵を入れておくのにぴったり。 新品のものより味が有ります。 約600円也
娘は読書が好きなので、ハイ、これ。 全部で約1800円也
買い物をすると気分転換になると云う、都会人特有の性癖を持っていますので、
これで、雨のことはしばらく忘れていられます。
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そして、いよいよ北京への荷造りです。
これが実に頭が痛いのですが、飛行機が怖いものだから、毎回これで最期になっても悔いがないよう、
大事なもの、好きなもの、お守り、ラッキーナンバーなどで身を固めて行かなければならないのです。
これは、何も荷造りだけに限りません。
これだけ長く合理主義の西洋社会で暮らしておきながら、根が迷信深いのか、神経症の毛があるのか、
ラッキーナンバーは「25」と「52」、そして娘を養女にしてからは「9」。
(最初の二つは野球選手だった伯父の現役/監督時代の背番号。 その次は中国のラッキーナンバー)
(最初の二つは野球選手だった伯父の現役/監督時代の背番号。 その次は中国のラッキーナンバー)
電子レンジでものを温める時でさえ、この秒数を使います。(異常かな?)
旅に持って行く薬の粒も、あれは25粒、これは52粒、こっちは9の2倍で18粒・・・
旅行に持って行くアクセサリーや宝石類は、必ず、
母の形見、父の形見、夫からプレゼントされたもの、の順に必須携帯アイテムです。
最近では、娘が作ってくれたものや手紙類も、普段から持ち歩いています。
だから、やたらと荷造りに時間がかかるのです。
飛行機のシートにどっかと身を沈めたときはいつも、
私は、すっかり年貢を納めきった人間の、諦めきった充足感でいっぱいです。
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