ステイシーの決断
ステイシーが、ニュージーランドの居住権を取りたいと言い出しました。
どうしても、明日への希望の持てない灰色の北京に、帰りたくないのだそうです。
共産主義から、?眷小平の改革をへて、目覚ましい経済発展を遂げた中国ですが、
未だ貧富の差は激しく、コネクションと経済力だけが希望につながる社会。
家を買うために、北京で働き詰めに働いて、
そのローンに追われる生活を思うと耐えられないと言います。
昨日は、居住権を取るために必要な免許を出してくれる学校を訪ねてみました。
シェフ/レストラン業育成学校です。
とても良さそうな学校で、スタッフが親切に案内してくれました。
昨夜、お母さんに学費を助けて欲しいと頼んだそうですが、
早くステイシーに結婚して欲しいお母さんは、うんと言いません。
しかし、同じく昨夜、ステイシーにとってショックなニュースが入りました。
あまり好きでもない人と婚約していた親友が自殺未遂したのです。
ステイシーは、一晩中考えたそうですが、今夜お父さんに話してみてもダメならば、
親戚から資金を借りてでも、この学校に行こうと決めたそうです。
ステイシーにとっては、明らかに人生の節目。
果たしてどうなりますことやら・・・・・
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