パネルを待つばかり
今日は久々にカラッと晴れまして、
裏のパドックまで足を運んでみました。
ソーラーパネルを背負うための建物は、ほぼ完了しています。
あとは、パネルがオーストラリアの工場から届くのを待つばかりです。
アメリカのパネルなのですが、南半球ではオーストラリアで作っているようです。
パネルさえ設置すれば、我が家はすべてソーラーパワーで動き始めます。
今朝も、車の中でBBCを聞いていると、殆どがBPの石油流出のニュースです。
被害に合って仕事にあぶれている漁師たちは、さぞかし石油会社を恨んでいることと思いきや、
家族や親類は、石油会社で働いている者も多いために、
深海での石油採掘を禁止されたら、文字通り「踏んだり蹴ったり」だと嘆いているのです!
アメリカ史上始まって以来の自然破壊事故と言われる今回の流出事故ですが、
せめて、これが引き金となって、
石油依存から他のエネルギー資源への移行が期待されていたのに、
肝心の被害者が採掘の続行を願うとは、皮肉とも何とも・・・・・
現代人は、それほどまでに近視眼になり、
目先の利益を追うだけで精いっぱいなのでしょうか。
もう、どこもかしこもお金で回っている社会ですから、
人はお金という鎖にがつながれてしまっているのですよね。
この鎖を切るのは、並大抵のことではないのだと思います。
誰もが、お金のかかる近代生活に慣れてしまっていて、
それだからこそ経済が回っているのですものね。
もっともっと自然が破壊されて、もっともっと多くの生活が脅かされなければ、
人はちがった道を取ろうとはしないのかもしれませんね。
***