つくること、たべること
降ったり、晴れたり、虹が出たりのニュージーランドの冬が始まりました。
第2回目のお料理教室、今度はマクロビのお菓子です。
マクロビですから、もちろん卵もバターも白砂糖も使いません。
それで美味しいのかなと思ってしまいますが、これがなんの、
自然な甘さで、お腹にもたれず、美味なのです。
考えてみれば、和菓子にはバターは入っていないわけだし、
卵だって滅多に使われていませんよね。
それにしても、女ばかり寄り集まって(別に女性だけと指定した訳ではありませんが)
気のおけない感じでワイワイ言いながらお料理するのは、
本当に楽しいものです。
皆さん、普段は、家族を食べさせるために、
一定の時間内に、栄養や組み合わせを考えながら、
ひとりでお料理されている方ばかりです。
その作業を、仲間で分担しながら、アイデアやノウハウも分かち合いながら、
新しいやり方を学んで行くというのは、それだけで気持ちの栄養になります。
この日のメニューは:
フロランタン(アーモンドクッキー)
ブルーベリーマフィン
クレム・ブリュレー
ブルーベリーマフィン
クレム・ブリュレー
普通は、たんまりとバターや卵の入るレシピですが、
これを、全粒粉やベジオイル、豆乳などを使って作って行きます。
先生は、日本ではペストリーシェフをされていたので、お菓子はお手のもの。
ニュージーランドに来てから、人道的な理由から菜食主義に興味を持ち、
いろいろ試しているうちに、体の調子が俄然良くなったことに気付き、
本格的に菜食料理を研究したのだそうです。
下のお子さんは、牛乳も白砂糖も口にしたことがないとか。
少しでも目を向けてみると、普段見過ごしていることが分かるもので、
白砂糖は、その生産過程でシビアーなケミカルが使われていて、
プロセスされたあとには、殆どのミネラルが失われているのだそうです。
ふくらし粉にしてみても、通常のものには脳に悪いアルミが含まれているそうで、
少々高くてもナチュラルな、アルミ抜きのものを選んだ方が良いとか。
たくさん勉強したあとのお味見は、また格別です。
皆さんも、どうぞお料理教室に参加して下さいね~。
日本からもどうぞ!!
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