クリスマスイブからボクシングデーまで
まず、クリスマスイブには、
子供たち二人が街でバイオリンを弾き、
SPCA(動物愛護協会)への募金を集めました。
ほんの1時間ほどで、87ドルも集まったんですよ。
路上で芸を披露してお金を集めることを
英語でバスキングと云うらしいのですが、
アメリカでは使わない単語です。
子供たちは、自分達だけで大金を(彼女たちにとっては)集めたことに大満足で、
何度もお金を数えては、次のバスキング計画を練っていました。
クリスマスの朝には、サンタからの贈り物が届いている筈。
前の晩に、暖炉横に吊るしておいた袋に、ちゃんと入っていましたよ。
今年は、サンフランシスコからのB&Bのお客様が滞在中で、
クリスマスの朝食は、みんなで賑やかにいただきました。
西洋諸国のクリスマスは、家族が集まってハムや七面鳥やケーキを焼き、
プレゼントを山のように用意して、お互いに交換します。
プレゼントも複数で、うちでは一人につき5~6個づつ用意します。
高いものから安いものまで、様々です。
ちなみにアメリカでは、消費の三分の一はクリスマス時期に集中するそうですから、
このプレゼント交換もエスカレートしたもので、
精神的なプレッシャーを感じる人も多く、
「クリスマス・ブルー」という憂鬱症を引き起こす人も少なくありません。
馬鹿げていますよね、消費を煽られて病気になるなんて。
幸い、ニュージーランドは、そこまでクリスマスプレゼントに固執しないようで、
街へ出ても、目の色を変えてショッピングに奔走している人の姿は、
そう頻繁には見かけません。
今日は、我がパインバレーに、ブログ友のさかな男さんご一家が到着されます!
来年の元旦まで滞在されるんですよ。
娘もクラリスも楽しみにしています。
クリスマスの翌日を、ニュージーランドでは「ボクシングデー」と呼びます。
イギリスから来たのでしょうが、これもアメリカでは使わない言葉です。
娘とクラリスは、なんとか100ドル以上募金したいそうで、
今日も元気にバスキングに出かけます。
ご苦労さま。
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