2010年、ブログ染め
新年のご挨拶をしましたら,友人に「喪中では?」と指摘されたので、
日本語のご挨拶は止めにいたしました。
喪中であるということは,もちろん頭をよぎったのですが,普段の生活を振り返ると、
黒装束に身を包んで,精進料理を食し,朝な夕なに仏壇に向かっている訳でもなく、
(ここには、仏壇さえないのですから・・・)
かしこまって「喪中にて」と挨拶を省くだけで,果たして義母の死を悼んでいることになるのかなと、
そう深く考えることもないのでしょうが,つい頭をひねらせてしまいました。
現代人の良くないところですね,中途半端で。
昨日の2日は,青く澄み渡った晴天でしたから、ドライブに出かけることにしました。
今年は、我がB&Bにとっては景気の良いスタートで、お客様が新年から2組あり、
そのうちの一人旅の男性だけをお連れして,案内がてら,北ヘ向かいました。
40分ほど走ると,マタカナという小さな田舎町に素晴らしいファーマーズマーケットがあります。
すべてオーガニックの農作物や食品が並び,ライブ音楽も楽しい,私たちの大好きなスポットです。
ブログって,難しいですね。
ここまで書き始めて,旅行案内みたいになってきたなと思ったのですが、
いったいこれ,誰のために書いているんでしょうね。
英語のブログでは,よく「シェアー」という言葉が出てきますが,ネットをサーフする人達を相手に
自分の生活の一面を紹介することによってシェアーするのでしょうが、
旅行案内のようになってしまっては、つまらないですよね。
これは,なんだか分かるかな?
蜂蜜です。 とても美味しい。
ニュージーランドは,良質の蜂蜜でも有名で,こうした取れ立ての蜂蜜を
ワッフルやパンケーキに添えてくれることもあります。
私は,個人的に言って,ワッフルなどにはメープルシロップの方が好きですが・・・
マタカナというところは,つい2~3年前までは,ひなびた田舎町だったのですが、
ワイナリーが増えて行くにつれ,ワイナリーホッピングをするようなおしゃれな人種目当ての
おしゃれな店が増えて行き、
ついにこのファーマーズマーケットが毎土曜日にあがるようになってからと言うもの、
ローカルを悩ませるほどの人出になってしまいました。
でも,昔ながらのこんな店もあるんですよ。 お肉屋さんですが。
あいにく閉まっていたので、ガラス窓越しに撮りましたが、店内は,実にシンプル/簡潔。
開いている日でも、お肉のディスプレーなどは一切ありません。
頼んだお肉を,奥から出してきて、
この巨大なブッチャーブロック(まな板とよべるでしょうか)の上で切り分けてくれるのです。
そして,目方を量り,前もって広げてある新聞紙にくるんでくれる。
いいですね,変わって欲しくない店です。
それから,私たちはビーチに向かいました。
娘と夫が炎天下のビーチでしゃがみ込んで採っているのは,果たして・・・・・
ウニです! ごろごろ採れるのです,これが。
私は好きではないのですが,ただでこんなに高いものが採れるとなると、やっぱり同じようにしゃがみ込んでしまいますね。
ひとり50個まで持ち帰れます。
ニュージーランドのイギリス系白人は,ウニの食べ方を知らないようですが、
マオリ族の家族は,海に浸かって制限数まで採っていましたね。
ウニ好きの方,どうぞニュージーランドにお越し下さい!
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