北京便り
ニュージーランドの家に、ウォッファーとして滞在しているステイシーの
ボーイフレンドに会うことができました!
彼は、某一流ホテルのペストリーシェフ。
とてもハンサムな長身の若者で、驚いてしまいました。
これは、もちろん、彼が作ったチョコレートケーキ。
(あとでいただきましたが、ムース生地の滑らかな、とてもおいしいケーキでした。)
この他にも、私の大好物の天津栗やデーツや新年のお饅頭をたくさん持ってきてくれて、
甘いものに釣られて言う訳ではないのですが、
誠実で明るく、ルックスにも増す好青年でした。
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私は、日本を離れてアメリカと云う人種のるつぼの中で暮らした月日が長く、
今では人生の大半を占めてしまったので、日本人の中国人への最近の感情にうといのですが、
中国側の反日教育や、日本側の歴史教育、
そして世界舞台に躍り出た中国人に対する国際社会の反応もあって、
かなり微妙なものがあるようですね。
私は、特に中国ファンではないのですが、この頃の彼らは、少し疎んじられているようなので、
それを見ると、身方をしてあげたくなります。
夫が、中国の近代絵画を扱う仕事もしたので、ここでは、それなりに痛い目にもあいましたが、
異文化と対峙する時にはフリクションはつきもの。
多人種が同居する国で長く生活したお陰で、「相手が自分と違う」と云うことに
大した抵抗はありません。
それどころか、人と交渉するにあたって、
自分を護るのは自分の責任と云うスタンスに慣れてしまいました。
アメリカ生活は、私をシビアーな人間にしたのかもしれませんね。
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そして、今日のハイライトは、此処でした。
真っ白な、宮殿のようなレストラン。
これも、北京ですが、このスペースの取り方には呆れます。
内部は、写真を断られてしまったので、残念ながら、こんなスナップ1枚になってしまいましたが、
ここで見えるスペースの5倍ほどに広がるインテリアです。
お料理も、そのプレゼンテーションも、内装からスタッフの衣装に至るまで、
まるで、ハリウッドのセットのようでした。
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最後に、友人の家の屋上から見た北京の風景です。
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