新学年の始まりです
帰国した翌日から、娘の学校が始まりました。
ニュージーランドでは、夏休みが1月いっぱいで終わったあと、新学年が始まります。
私は、時差ぼけを利用して、まだ暗いうちから起き出して、まずはコンピューターをチェック。
それから、娘のランチを作ります。
以前は、日本式のお弁当も作ったりしましたが、この頃は八割がたサンドイッチです。
日本のきれいなお弁当を持たせると、娘の机の周りは黒山の人だかりなのだそうで、
本人も少し疲れて来たようです。
なにしろ、先生まで味見させろと言ってくるそうですから。
アメリカもそうでしたが、ニュージーランドの子供たちのお弁当は、また特別に簡素で、
中には、バターもつかない食パン2切れにリンゴ一個、と云うような子も居るそうです。
娘の学校までは、高速も走って、約20分ほどのドライブです。
ところが、学校についてからが混雑するので、結局、片道25分くらいはかかってしまいます。
毎日、この道程を2回往復するする訳ですが、なるべく一日の運転時間が少なくて済むよう、
買い物や諸用も、出来るだけ一緒に片付けてしまいます。
今朝は、娘を送ったその足で、オーガニックマーケットに食料品を買いに行きました。
娘は、リンゴや人参を丸かじりしたがるので、農薬のかかっていないオーガニックのものを求めます。
今日は、こんなにきれいなリンゴがありました。
こちらは、初めて見る種類のスモモ。
きれいな色をしていて、家に帰って食べてみると、甘くてジューシーでした。
娘は、スモモは記憶力増強に良いと、どこかで読んだらしく、
近ごろ物忘れの激しい私に、さかんに食べるよう勧めてくれます。
なんだか嬉しいような、悲しいような・・・・・
これが私の今日のランチ。
コーンフレークとミルクです。
女ひとりだと、こんなものです。
お料理疲れしていて、とても自分ひとりのために調理しようなどとは思えません。
とにかく周りは馬や羊の野原ですから、ちょっとどこかに食べに行くと言っても、
車を出して、街まで行かなくてはなりません。
夜は特に、娘を早く寝かせてしまわなければならないので、週末でもない限り、
私が毎日お料理しています。
主婦なら当たり前だと言われるかもしれませんが、便利な街の生活に慣れている私にとっては、
この年になって初めての経験で、かなり奮闘しているのです。
シンバや鶏の世話、お洗濯や畑仕事、そしてB&Bの雑用など、することは山ほど有って、
娘を3時に迎えに行くまでに、どこまで出来るかが毎日の課題です。
たいていの女性は、こんなことは30代40代で終えてしまって、
50代になれば悠々自適なのでしょうが、私の場合はまるでサカサマ。
今になって、こんなことをしているのですから、物珍しくて楽しいのですけれど、
体力的にハードです。
あと、2~3年ももつのかしら・・・・・
十日ほど留守にしただけだと言うのに、
行く前には「苗」程度だったズキー二が畑中に広がっていてビックリ。
とてもこんなにズキーニばかりは食べられないので、花のうちに摘んで、
ヤギのチーズでも詰めて、フリッターにしましょうと思いました。
こうなったら、田舎住まいを楽しむしかありませんものね。
***