ローマの休日
飛行機だけで31時間、
家からローマのホテルまでの勘定で行くと、なんと37時間以上も旅したことになります!
限りなくバテました。
タクシーでたどり着いたとき、「遅かったじゃないか」と2階の窓から顔を出した夫を見て、
ドーッと疲れがほとばしり出ました。
アメリカから来るのとは訳がちがう!
赤道も季節も通り越し、中国、モンゴル、ロシア大陸を通り越して来たんだぞ~って、
叫んでやろうかと思ったけど、
力が抜けちゃって声も出なかった。
しかし、朝起きると、寝室の窓から見えるのがこれです。
古い教会の壁画。
さすが古代都市、ローマ。
羊だらけのニュージーランドとは相当ちがいますね。
あとでその教会をのぞいてみますと、中はこんな風。
別に有名な教会でもなさそうですけれど、ニュージーだったら即座に重要文化財かな。
泊まっている場所は、ローマンの憧れの住所らしいヴィア・ジュリア。
どこへでも歩きで行ける便利さが人気のようです。
ヴィア・ジュリア。
ローマならではの建物。
旅行者は行かないローマ人好みのカジュアルレストランでは、
コップ酒に簡素な一品料理ですが、お味の方は満点以上。
いや~、味覚の全く無いニュージーランド人に長く囲まれていましたから、
ここは同じ地球なのだろうかと、時差ボケも醒めやらぬアタマを振ってしまいました。
存分に夏の夜を楽しむローマの人たち。
トラステヴェレの夕暮れ時。
人気のお散歩コースです。
古代ローマも、そして今も、とうとうと流れるテヴェレ川。
私の小さなデジカメにはもったいない景色ばかりです。
つづく。
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