そろそろ終わりに近づきました
けっこう長かった今回の旅行も、ほぼ終わりになりました。
このお部屋で過ごすのも、あと二晩です。
さんざんロマンチックなナンバーを聞かせてくれたこのピアノ弾きのおじちゃんとも
お別れですね。
明日は、娘を迎えに行って、一晩過ごしたら翌日はローマです。
またのんびりと、二人で列車に揺られて行きます。
カメラのバッテリーが切れたら、チャージャーが無いのでもう撮れなくなるから、
ここ2~3日、何も撮っていないんですよ。
娘が帰ってきたところを撮ってやろうと思って、
それまでセーブしているのです。
だから、これはみんな古い写真ですが、
下は、夫が気に入った建物の写真です。
表面が内側にカーブしていて、半分は改装され、半分はまだのようです。
こちらも、夫が撮りました。
夕焼けが建物に反射しているのがきれいだと言って。
この夕焼けのあと、レチェの街の空はツバメで覆われるのです。
ものすごいスピードで、賑やかに鳴きながら飛ぶのですが、
これは、南のイタリア人なら誰もが懐かしいと思う風景なのだそうです。
夕暮れとツバメと教会の鐘の音。
ツバメは速すぎて、とてもカメラには納まりませんでした。
これは、夫が買った机ですが、この骨董屋さんは、
銀行口座も持っていなければ、レシート用の紙一枚持っていませんでした。
どうしてこれでビジネスが出来るのでしょう?
もちろんクレジットカードも取らないので、実は支払い方法に困っています。
本当にのんびりした、世界から切り離されたようなところですが、
美しい美しい宝石のような街でした。
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