マクロビ ペストリー教室
ご存知のように、マクロビオティックのお料理では、
タマゴも乳製品も白砂糖も一切使わない訳ですから、
洋菓子を作るのは、並大抵のことではありません。
しかし、我がパインバレーのマネージャーの恵里先生は、
神戸の居留地オリエンタルホテルでペストリーシェフをして居られたケーキ職人。
(ちなみにオリエンタルは日本最古のホテルで、地震で全壊したあと、現在復活しています。)
この日は、秋の産物「栗」を使ったお菓子の代表作、
モンブランをマクロビで教えて頂きました。
まず、先生がサッサカサーと作って見せて下さったのが上のケーキです。
さて、こんな風に行くのでしょうか・・・
まずは下ごしらえが肝心。これはデーツを裏ごしているところです。マクロビではデーツを甘味料のひとつとしてよく使います。
カシューナッツに豆腐などを混ぜ合わせて作ったペストリークリームをスポンジケーキに塗る作業を、先生がいとも簡単に見せて下さいますが・・・
デーツに栗を混ぜたトリュフに、そうめんを油で揚げた針を刺して、栗風にします。
栗クリームを絞り出して飾り付ける作業ですが、アーティストタイプのこの生徒さんは、片手で挑戦。
この方もジュエリーデザイナーなので、自己流の飾り付けです。皆さん、個性が出ていて面白い。
エーッと、こちらは、どちらかと言えば、ソバの大盛り風?
ヨッコラショ、と途中まで飾り付けたケーキを、お持ち帰り用の箱に移します。ここでしくじっては大変。
そして、最後の仕上げです。先ほどの栗のトリュフと、庭でとって来た椿の葉をあしらいます。
どうでしょう? 先生のように作ることが出来たかしら?
あとでお味見させて頂きましたが、とてもタマゴ無しクリーム無し白砂糖無しとは思えない。
ついたくさん食べすぎても胃にももたれない。
さすがマドンナの食卓を飾るお料理ですよね、マクロビって。
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