粗食のすすめ
今月のお料理教室は,正に「粗食のすすめ」そのものでありました。
ご飯のお供と題して,練りみそやふりかけ、佃煮,お茶漬けの素などを作りました。
ある食通が,ニューヨークの記者に,ズバリひと言で日本料理とは?と訊かれて、
白いご飯をいかに美味しく食べるかだと答えたそうですが、
当リー,だと思います。
脂ののった冬のお魚や,カラッと揚がった天婦羅で一杯飲んだあとでも、
ちょっとわさびの利いた海苔茶漬けの味なんて,たまりませんよね。
家庭料理でも,肉じゃがやトンカツなんか,ご飯と一緒に食べるから美味しい。
私はご飯食いだからそう思うのかしらね。
子供の時はパン食人間でしたが,アメリカヘ行ってから和食ファンのご飯食いになりました。
私の場合,別に白いご飯じゃなくても良くて、
玄米も雑穀も大好きです。
お赤飯や炊き込みご飯なんかにも目がないし,
インドカレーやチャイニーズなどは、あちらのパサパサのご飯が最高ですよね、やはり。
近ごろは,たまにしかしつこいものを食べたいと思わなくなって、
たいていはこんな粗食で大満足です。
あったかいご飯に佃煮、お漬け物,お味噌汁でもあれば充分と云う気分。
そんな日が多いです。
白みそにゆずジャムを混ぜただけで,とっても美味しいゆずみそになるんですね。
驚きました。
グレープフルーツジャムでも美味しいらしいですよ,ひと味ちがってて。
焼きおにぎりやふろふき大根、豆腐田楽なども揃って、
なかなか賑やかな「粗食」の会でしたー。
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