もうすぐ1週間
どうしてこの写真を撮ったのか分かりませんが、
サンフランシスコらしいと云うか、アメリカーナだなぁと思いました。
50年代くらいからの看板がそのまま掛かっていて、
メキシコ人のおじちゃんたちが働いていて、
サンフランシスコの大通りに面する、典型的な風景かなと・・・
着いて3日目くらいに、はじめの写真の場所近くに、バイオリンを買いに行きました。
娘は、ついにフルサイズのバイオリンが必要となり、
サンフランシスコのオーケストラメンバーもたくさんお世話になっていると云う
Rolland Fellerというショップにお邪魔しました。
どこを見ても弦楽器の山。
娘がたくさんのバイオリンを順に弾くのを、夫と目隠しして聴き比べ、
1時間半後、ようやくひとつに絞りました。
ダイアナ(娘の先生)には、とても高いバイオリンを勧められたのですが、
娘は、まだ、お金の価値が分からない年齢で、
平気でバイオリンを校庭に置き去りにしたりするので、
ちょっとまだ無理かなーと思ったので、もう少し穏やかなお値段のものにしました。
でも、フルサイズだから、とっても素晴らしい音色で、
音のボリュームも3/4サイズよりは断然大きく、
聴きがいがあります。
しかし、案の定、娘にとってはこのピンクのケースの方が
バイオリン自体よりも嬉しいらしいんですよね。
「クール、クール!!」を連発して、
お友だちに見せるのが待ちきれないそうです。(???)
こちらの家も、予想に違わず、壁という壁は絵で覆われています。
これは、フィンランド人画家の作品。
キリスト教と結びついた政治と、戦争の絶えない世の中へのプロテストみたいですね。
この人の絵の中ではマイルドな方です。
素直に美しいと思えるオブジェもあります。
ガラスのテーブルに映ったユダヤ教会ならではの窓、見えます?
一筆で描ける六画の星がユダヤのマークです。
家の中には、壁に掛けきれなかった絵がまだたくさん立てかけられています。
階下の倉庫に運んでくれるそうですが、待ちきれません。
二日前には、娘がお友だちと老人ホームでバイオリンを弾きました。
重度のアルツハイマーを患う老人たちのホームだったので、
どれほど楽しんでもらえたのか分かりませんが、
中には、喜んで手を握って来る人も居ました。
そうかと思えば、「好きじゃないわ~~」とダダをこねるおばあちゃんも居て、
娘たちはには大受けでした。
私は、出る前がすごく忙しかったので、サンフランに着いてからは惚けてしまいました。
いつまでもガウンを着たままで、ぼんやりしちゃってます。
娘が走り回って朝食を片付けてくれたり、
洗濯をしてくれたりするので、とてもラク!
チャイルド・レイバーか、これって。
このユダヤ教会の奇妙な家で、ボンヤリーです。
月曜からは、車でアリゾナまで旅行する予定です。
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