つかの間の秋に想うこと
次は日本ヘ行くのですが、その前の一週間だけニュージーランドに戻っています。
帰ってみると、秋でした・・・・当然ですけれど。
裏庭に続く道には、びっしりとポプラの枯れ葉が敷きつめられていました。
上は、帰る直前に、サンフランシスコのジャパンタウンで撮った写真です。
もう葉桜ですが、青空に映えてきれいでした。
春のサンフランシスコと秋のニュージーランド、
気温は同じくらいなのですが、ずいぶん雰囲気が違います。
留守中は、Aさんにパインバレーをお願いしていました。
Aさんは、調理師の学校に通いながら、「地球の歩き方」の特派員もされている、
スパーマザー/妻でいらっしゃいます。
着いた日には、おいしそうなランチを作って下さいました。
上は、イチジクとゴルゴンゾーラのパイです。
こちらは、すべてうちで取れた素材を使ったキーシュ。
そして、同じく庭で採れたビーツのチャツネが添えられています。
色の組み合わせが、とてもきれい。
栄養たっぷりのキノアサラダ。
そして、ロシア人のお友だち仕込みだと云う、彩り鮮やかなボルシチです。
ナイトフライトで疲れていたので、ホッと溜め息が出るほど美味しかったです。
Aさんの旦那さまも、ちょうど日本から来られていたので、
みんなで楽しく豪華なランチをいただきました。
自分の家で、こんな歓待を受けるなんて、嬉しいですねー。
今回のサンフランシスコ滞在は、ほぼ一ヶ月と、比較的長かったのですが、
滞在目的のひとつは、上のお二人に会いに行くことでした。
私のアメリカの「両親」とも言えるお二人です。
19歳の時からお世話になり、巣立ってからも、ことあるごとに助けて頂きました。
私がアメリカでやって行けたのは、一重にこのお二人のお蔭だと、
今になってつくづくと思う次第です。
あれから35年以上の月日が流れ、お互いに年を重ねても、
変らない結びつきを感じられることが、何よりも嬉しく、
感慨に堪えませんでした。
秋のニュージーランドに戻って、ひとり思い出を懐かしんでいます。
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