サンフランシスコ、7月7日
今度もすったもんだの末に、やっとたどり着いたサンフランシスコ。
まず、月曜日に飛行機をミスりました。
娘のパスポートを家に忘れてしまったの。
けっこうギリギリな時間に空港へ行く方だから、取りに帰る時間もなく、
完全にアウト。
これで3度目だなぁ、パスポートを忘れて乗れなかったのは。
でも、代わりの便に大枚払わされたのは今回が初めて。
これ、ふろふきポテトみたいなのにオリーブオイルとまさごを合わせたもの。 美味! 大発明かも。
木曜の便に乗るまでも、いろいろと忙しいことでした。
娘はカゼをひく、私は歯が痛くなる。
私の歯は、もともと抜かなくてはいけないと云われていた親知らずだったけど、
まさか長い国際線に乗る前に抜かれないだろうと、
お薬だけ貰うつもりで行ったら、
「思いきって抜きましょー」ということになってシマッタ。
この絵、売れるみたいです。昨夜、バイヤーが品定めに眺めて行きました。中国の「飯や」の前にテレビが置いてあって、昼メロとかやってる.・・・面白い絵です。
幸い、とっても腕のいい歯医者で、ジョークを飛ばしている間に済ませてくれた。
ニュージーランドにもこんな歯医者が居たなんて!
私と同じくらいのお年かな、クロアチアから12歳くらいの時に移住してきたとかでした。
そんなこんなでたどり着いたカリフォルニアは、頭が空っぽになるような晴天。
カラ~ッと湿度もなく晴れ渡り、気持ちの良いことこの上無しです。
空気が光っていて、思い切り軽い。
身体から重苦しい何かが蒸発して行くようでした。
あるショーウィンドウ。 詩の本が並んでいました。
ニュージーランドの冬は雨がちで、湿度がとても高いので、
きっと気持ちまでクサクサしてたのね。
でも、私が去ったとたんに晴れたそうだから、私のせいだったのかな・・・
私達の棲み家が改造される前の写真です。
いつ頃でしょうか、20世紀の初め頃でしょうね。
このユダヤ教の教会で、若き日のメヌーヒンがバイオリンを弾いていたそうです。
ユダヤ教では、女性は清廉なものとは見なされず、男性とは別に2階席に座らされたとか。
そればかりか、教会にはシャワーが付いていて、
女性は、いちいちシャワーしてからでないと入れなかったそうですよ。
日本よりひどいですねー。
これもショーウィンドウ。 いったい何を売る店か・・・
ニュージーランドとは対照的に、一歩外へ出ると繁華街。
東京で言えば、原宿の真ん中に住んでいるようなもの。
先ほどお散歩してきましたが、居ますね~、いろんな人が。
双子の乳母車を押すお父さん、これ以上キタナクなれないと云う風体のホームレス、
ミニスカートの見事な脚にタトゥーをのぞかせるブロンド美人、
アイスクリームを売歩くメキシコ人のおじちゃん・・・
サーカスさながら。
しばらく楽しめそうです。
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