観光しました
先日,馬に乗られたお客様は,おひとりで来られたので、
「ちょいと観光」におつき合いすることにしました。
まずは,オークランド博物館から。
大戦を記念して建てられた博物館なので,War Memorial Museumと呼ばれています。
マオリ族の工芸品の展示が素晴らしい博物館です。これは船の装飾品かな。
ちょうど行った日は22日で,クライストチャーチの地震の記念日でした。
ちょうど行った日は22日で,クライストチャーチの地震の記念日でした。
この博物館は無料なのですが,この日は特別に,
入場料のかわりにクライストチャーチへの募金を募っていました。
こちらは,マオリ族の建築を再生したものです。
日本と同じように,マオリ族は建物の中では靴を脱ぎます。
素晴らしい彫刻が施されていて,工芸文化の高さを見せています。
ハワイの美術館に比べても,工芸品の精巧度が明らかに高いですから,
マオリ族というのは,ポリネシア系の民族の中でも文化が高いのではないでしょうか。
こちらが詳細です。
ラグビーでお馴染みの「ハカ」のように、
ベロッと舌を出すのが,権力誇示の表現のようです。
ニュージーランドでは,恐竜も発見されているんですね。
アメリカで見たような大きなものではありませんけれど。
これは,巨大な「モア」と呼ばれる鳥です。
残念ながら,とっくに絶滅してしまった鳥ですが、
ダチョウを巨大にしたようで,3メートルもあります。
何故かこの鳥のケースだけ、分厚いガラスのやたら堅固な造りで、
照明も暗いので,中が見辛いですね。
きっと貴重な剥製なのでしょう。
これは,ニュージーランドを代表する鳥のひとつ、ファンテイルです。
いつも家の周りを飛んでいて,人をあまり怖がらないので、
一緒に庭仕事をしています。
写真に撮りたくて,何度もトライしたのですが、
名前の通り長めのしっぽを扇型に開いて,右に左に動きの速い鳥で、
どうしても上手く撮れません。
家の森の中を歩く時も、周りを忙しく飛び跳ねながら付いてきてくれるので,
まるでディズニー映画の主人公にでもなった気分です。
そして,最上階の3階に行くと,各大戦の記録が見られます。
ニュージーランドは,こんなに世界から隔離された小さな国ですが、
第一次、第二次大戦に参加したばかりでなく,朝鮮戦争、ベトナム戦争にも
兵を送り,現在の中東戦争にもわずかながら関わっています。
んんん,こんな大きな東条さんの顔に迎えられるとは・・・
さて,翌日は,スネルズビーチ近くのワイナリーを訪ねてみました。
"Brick Bay"という銘柄で,ワインもさることながら建築と環境設計が素晴らしく、
「アートウォーク」というハイキングトレールもあり、
自然の中に配置された近代アートが楽しめます。
この日はあいにくの雨模様だったので,とりあえずワインテースティングです。
のんびりと,ワインテースティングとアペタイザーを楽しむ人達。
急ぎ足の私たちは、ワインだけ買って、あとは日本人らしく写真撮り。
ニュージーランドは,きっと鳥の量が半端じゃないんでしょうね、
どこのワイナリーもこんなレースのような網で,収穫時のぶどうを覆っています。
カリフォルニアのワイナリーでは見られない風景です。
雨がパラつく中、アートウォークも入り口だけ拝見。
たくさんのおしゃれな羊に見つめられて,この日の締めと成りマシタ。
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お客様のお付き合いでもなければ,日々の雑事に追われて遊びに行くこともない私で、
まったく久しぶりにノンビリと楽しむことが出来ました。
Mさん、ありがとうございました。
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