東京から戻りました
娘を夫に預けて、東京へ行っていました。
たった1週間でしたが、色んな意味で有意義で盛り沢山な旅でした。
上は、サンフランシスコを出る時に、飛行機の窓から見えたニュージーランド航空機。
こちらは、弟のホテルから見た東京の街です。
(いつもは気持ちの良い秋晴れでしたが、この日だけどんよりしていましたね。)
いえ、弟と一緒に行った訳ではなくて、偶然彼に出くわしたのです。
仕事先で、「今、IMFの総会をしているよ」と聞かされ、
家に帰ってテレビを見ると、世界銀行との合同総会だと云うではありませんか。
これはひょっとして?と思って、弟にメイルしてみると、
やっぱり来ていたんですねー。
なんと2年ぶりでした。
最後に会ったのは、高野山に法事で行った時。
時々スカイプで話したりしていると、何年会っていないかなんて忘れますね。
世の中、バーチャルになったものです。
伯母や従姉妹も誘って、みんなで弟にご馳走になりました。
上は、梨の杏仁豆腐です。
本当に杏の種を使った杏仁豆腐だったので、とても美味しかった。
こちらは、丸の内仲通に在る一保堂のカフェでいただいたほうじ茶のセット。美味でした。
弟はフラフラしているお姉さんとは大違いのエリートで、
正に世界を股にかけて活躍するエコノミスト。
高校まではまったくの野球バカ、大学で幸か不幸か肩を壊し、
それでも4年間、野球をヤメられず、苦しい下積みを経験し、
毎日、京都の山へ(どの山か知りませんが)走って上がって考えたのだそうです。
結果、姉(ワタシのこと)を追って留学し、世界銀行に入って世の中に貢献したいと
決めた!と言って渡米して来た時には、本当にオドロキました。
「ア、アナタ、英語、ゼンッゼンできないんじゃなかったの?!」と私。
でも、スポーツで鍛えた人は違うんですね。
毎日山に走って上がって瞑想すれば、人間こうも鍛えられるものか、と云う感じで、
努力に努力を重ね、ずっと賢かった筈のお姉さんなんか、とーっくに追い抜いて、
見事目的を果たされました。
「喫茶店でもやらせて、毎日新聞でも読ませておくしか仕方ないのかなぁ・・・・・」
と、弟の高校時代、成績表を見ながら溜め息ばかりついていた父を思い出すと、
ウソのような話しです。
怠け者のお姉さんも、今回はなんとかB&Bを宣伝しようと、
東京中を奔走し(ちょっと大袈裟ですが)、かなり良い成果を上げました。
従姉妹や叔母や友人とも会い、8月に泊まりに来てくれた男の子たちにも会えて、
それはそれは楽しい時も過ごせました。
サンフランシスコに帰って来たその日には、
友人の乳がん全快祝いが有って、これまた嬉しい会でした。
上は、どなたかが手作りされたティラミスですが、
乳がん応援マークであるピンクのリボンがアレンジされていて、
素晴らしいですよね。 全快おめでとう!
こんなホームレスの風景もアメリカですが、
こんなピケやデモをして、政治参加に熱心なのもアメリカです。
でも、これは何のアピールかと思ったら、
遺伝子組み換え食品に、その事実を明記せよ!!と叫んでいる訳ですが、
日本はとっくの昔にそうされていますよね。
アメリカは、モンサントなどと云う悪い大会社が、その資本力を使って
消費者を騙そうとするので、けっこう遅れているところが有るんですよね。
規制の効かない民主主義は、これだからダメ。
なんでも「お金」が主導権を持ってしまう。
なんだか長い記事になりました。
少しだけサンフランシスコで息をついて、金曜にはNZに戻ります。
これが、今回のアメリカ旅行最後の記事かな。
(どこが家で、どこが旅行か分からなくなってきた・・・)
(どこが家で、どこが旅行か分からなくなってきた・・・)
***